冬が来るまえに・・・

河童橋のたもとで執り行われる神事
上高地閉山式・・・今年も山の神様に感謝の気持ちを伝えに行ってきました。

安曇野から、国道158号線を通って山の懐に入る道程で、秋色がどんどんと薄れていき、
葉を落として冬支度を整えた木々が目立つようになってゆきます。
そして上高地は、雪を従えた峰々を背景に、
凛と引き締まった美しい景観を見せてくれるのです。
たった一日で・・・一足先に冬の中に迷い込み、
そして時間を逆戻って秋の中に帰ってゆくような感覚は、
何年も繰り返し通っていても、不思議な感覚にとらわれます。

日付が変わる頃・・・河童橋付近から望む穂高連峰です。
じっとして動かない星が北極星です。そして周りの星は一日かけて一周するのです。
満天の、降るような星空を眺めながら、『今年も、また来たよ・・・』

閉山式の後は、上高地には雪が降り続いたそうなのです。
『また来年・・・此処へ・・・上高地に来るんやで・・・』
そしてそれは、山々に話しかけられたような、そんな気持ちにさせられるのです。