2017年9月

めぐる季節のなかで・・・

秋も日ごとに深くなっていきますね。
気温が下がるこの時期は、星空が美しく輝いて見える時期でもありますね。
お月さんが姿を見せない時間帯でなおかつ雲が無い条件が揃って、沢山の星たちの饗宴を楽しむ。
そんなころを探して星々にあってきました。
オリオン座が山頂の陰から姿を現して、中央の3つが並んで見える頃
贅沢すぎる時間が過ぎてゆくのです。
中ほどから右上に一際太く引かれたオレンジのライン…
ベテルギウスの光は、640年前に放たれた美しい色なのです。
写真は黒部立山アルペンルートの真ん中、
立山三山をつつみ込む星空です。

ここ穂高ビューホテルの敷地からも、条件がそろった夜は、降る程の星空が見えるのですよ。
次回は、ここからの星空の写真をお届けしますね。

夏のあいだ、白い小さな梅の様な花を付けていた『チングルマ』は、
山の秋も深まる頃、風車の様な綿毛を付けた実をつけるのです。
風にそよぐふわふわとした、その可愛らしい姿を見るたびに、
この過酷な自然環境の中で、ずっと生存していくことのできるこんな小さな植物に
敬意にもにた気持ちを抱くのです。
陽光を一生懸命綿毛に抱きこんで、輝くその美しいひとつひとつに、
『今年もまた出会えたなぁ…おまえたち…』
などと思いながら、この場所にいることに感謝したりするのです。