2018年8月

遠い夏の日のこと・・・

子供の頃は、夏休みになると母の実家にお世話になるのが楽しみでした。
親戚に会うことも、そして大工の伯父さんの仕事をながめているのも楽しかった。
蜩が鳴くある日の夕方、母に呼ばれて一緒に町まで買い物について行くことになり、
雑貨店の小さな引き戸の冷蔵庫から、グレープジュースを1本取って
『今日は10歳の特別な誕生日やからね。妹たちにはないしょやで』と言いながら
持たせてくれたのです。
瓶に入ったグレープジュースを飲み切ってしまうのが切なくて、
時間が止まってくれたらええのになぁ
そんな事を思っていた・・・あの日からもう40年以上の歳月が過ぎました。

今年も、夏休みの家族連れの方たちが、大勢宿泊に来てくださいます。
虫かごと網を持って、朝の散歩道を嬉しそうに歩いて行く子供たちを見ていると、
『よかったなぁ、いっぱい想い出もってかえるんやでぇ』
と、思わずにはいられないのですが、
こっそりと、『捕まったらあかんでぇ・・・』と虫たちに囁いていたりもするのです。
なんかしら、複雑な心境ですね。

お客様は夏バテなどされていませんか・・・
私のとっておきをお伝えしますね。

その① 紫蘇ジュース・・・これはもう定番ですね。
材料は、赤しその葉…、水…、砂糖…、クエン酸…。
このクエン酸は、鮮やかな赤色に仕上げるために使うのです。
配合は自分好みがいちばんよいのです。
写真は安曇野の里にある『チロル』の紫蘇ジュースです。
この色のグラデーションの美しさは、ため息がでるほどなのです。

その② ミントのモヒート
材料は、ライム…、ブラウンシュガー…、ラム…、炭酸水…、ミント…。
これも配合は味をみながら調整するのが楽しいのです。
ミントは葉っぱをたくさん入れるとよい風味です。
此処は『たび茶』・・・森の中に入り込んだところに静かに佇む、隠れ家的な空間なのです。